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新型ブニヤウイルスは人から人へ感染するのか【対策方法・注意点】

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新型ブニヤウイルスは人から人へ感染するのか【対策方法・注意点】生活雑貨
悩むうさぎ
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  • 新型ブニヤウイルスとはなんですか?
  • 対策するにはどうしたら良いですか?

こんなお悩みにお答えします。

この記事の内容

  • 新型ブニヤウイルスの正体
  • 新型ブニヤウイルスの症状
  • ブニヤウイルスの感染原因
  • ブニヤウイルスの対策方法

テレビのニュースやツイッターなどのSNSで新型ブニヤウイルスについて話題になっており、心配になっている方も多いのではないかと思います。

そんな不安を少しでも解消して欲しいと思いましたのでこの記事を書かせて頂きました。

今回は、新型ブニヤウイルスとその対処法を紹介しようと思います。

 

中国メディアが報道した新型ブニアウイルスが話題

2020年8月4日、テレビ朝日のニュースサイト「テレ朝news」では、以下のように報道されました。

中国メディアによりますと、江蘇省南京市に住む60代の女性は40度の高熱が続いてせきとだるさもあったため病院に行ったところ、新型ブニヤウイルスに感染したと診断されました。同じ病院では今年に入り、合わせて37人の感染が確認されているということです。女性は茶畑での作業の後に発症していて、マダニにかまれた可能性が指摘されています。安徽省でも4月以降、23人が感染してそのうち5人が死亡し、浙江省では2人が死亡しています。専門家は新型ブニヤウイルスに感染した場合、白血球の減少や体内の出血などが見られるとしています。
引用:テレビ朝日

この報道を受け、Twitterでは不安の声が多く上がっていました。

https://twitter.com/y1524210307/status/1291163149987651584?s=20
https://twitter.com/bnichan/status/1290756173071650817?s=20

 

新型ブニヤウイルスの正体

新型と報道されたブニアウイルスですが、実は国立感染症研究所のデータベースに乗っている、以前から存在するウイルスでした。

今回の騒動は、メディアの説明不足により、多くの人々に誤解を招く形になってしまったようです。

「SFTSは2011年に中国の研究者らによって発表されたブニヤウイルス科フレボウイルス属に分類される新しいウイルスによるダニ媒介性感染症である。2013年1月に国内で海外渡航歴のない方がSFTSに罹患していたことが初めて報告され、それ以降他にもSFTS患者が確認されるようになった」

 

新型ブニヤウイルスの症状

新型ブニヤウイルスに感染した場合、白血球の減少や体内の出血などがみられ、高熱などの症状が出るということです

感染すると6日~2週間の潜伏期を経て

  • 発熱
  • 消化器症状(食欲低下、嘔気、嘔吐、下痢、腹痛)
  • 頭痛
  • 筋肉痛
  • 神経症状(意識障害、失語)
  • リンパ節腫脹
  • 出血症状(皮下出血、下血)

これらの症状がみられるとのこと。

致死率は6.3~30%と報告されています。

 

ブニヤウイルスの感染原因はマダニ

中国報道によるとブニアウイルスは2010年に中国で発見されたとのことです。

マダニはハーラー器官と呼ばれる感覚器を持ち、これらによって哺乳類から発せられる酪酸の匂いや体温、体臭、物理的振動などに反応して、草の上などから生物の上に飛び降り吸血行為を行う。その吸血行為によって、体は大きく膨れあがる。
引用:Wikipedia

主にマダニに咬まれることで感染し、軽症であれば自然治癒するが、重症の場合、多臓器不全を引き起こします。

無理に自己摘除しようとするとダニ媒介感染症の感染リスクが上昇するので医療機関を受診することが推奨されています。

発見さえ中国でされていますが、実は日本でも発症例があり、現在までに全国で25都府県で536例の症例が確認されています。

決して件数は多くないものの、日本でもまれに発生しているとのことなので、やはり注意したいですね。

 

ブニヤウイルスは人から人へ感染するのか?飛沫感染は?

血液等の患者体液との接触により人から人への感染も報告されています。

ある専門家は「感染者との密接な接触がなく、きちんと感染防止対策を取っていれば感染を恐れる必要はない」との見方を示しています。

なお、飛沫感染については今だ例がないようです。

治療は対症的な方法しかなく、有効な薬剤やワクチンはなので、しっかりと予防したいところです。

 

知っておきたいブニヤウイルスの対策方法

ブニヤウイルスの対策方法として有効なのは主に次の2つ。

  • 血液、体液等からの感染予防
  • マダニへの対策

 

マダニへの対策については国立感染症研究所が紹介しています。

1.マダニの生殖場所

  • 民家の裏山や裏庭、畑、あぜ道
  • シカやイノシシ、野ウサギなどの野生動物が生息する場所
2.マダニから身を守る服装
  • 首にタオルを巻く、ハイネックシャツを着る
  • シャツの袖口は軍手や手袋の中に入れる
  • シャツの裾はズボンの中に入れる
  • ズボンの裾に靴下や長靴の中に入れる
3.マダニから身を守る方法
  • 上着や作業着は家の中に持ち込まない
  • 野外活動後はシャワーや入浴でダニが付いていないかチェックする
  • ガムテープを使って服に付いたダニを取り除く
4.忌避剤の効果
  • 忌避剤の使用でマダニの付着数を減らす(完全に防げる訳ではない)

 

今回は新型ブニヤウイルスと、感染の原因になるマダニについてご紹介しました。

 

目に見えないほどの小さいダニや、その死骸やフンでも多くの症状を引き起こすことはご存知でしたか?

吸い込むことによって、発赤や湿疹などの肌のかゆみ、腫れ、目のかゆみ、鼻のムズムズやくしゃみなどの鼻炎の症状、喉の痛みやせき、呼吸が苦しくなるアレルギー性喘息など、多くの症状に悩まされる危険があります。

家庭内のダニは、ヒトの皮膚や髪、ツメなど、ヒトのたんぱく質でどんどん増殖します。

小児ぜん息の8割がたはダニアレルゲンが原因とも言われていますので、お子様が吸ってしまっては大変です。

ダニを対策するには頻繁な拭き掃除(生きたダニ)や空気清浄機(ダニの死骸やフン)を用いることで軽減できますよ。

空気清浄機を用いる場合は、ナノイーやプラズマクラスター機能付きも有効ですが、せっかく空気清浄機を買うのであれば新型コロナウイルスやインフルエンザウイルスに対応しているものもおすすめです。

話題の新型コロナウイルスへの対策はコチラにまとめています。

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